医療事務の知識を幅広く身につけ、医療スタッフとしての実力を養成します。
電子カルテ入力を中心としたドクターズクラーク業務・受付やレセプト作成などの医療事務能力の養成を学びの中心とし、実習を通して実践力を養います。
加えて、歯科治療補助や調剤事務・介護保険等の知識・医療コンピュータ(医事コン、調剤コン、電子カルテ)までを学び、病院でのドクターズクラーク・受付事務・総合病院での病棟クラーク、歯科助手、調剤薬局、介護施設、医療系企業とあらゆる医療業界への幅広い就職が可能となる実力を養成します。
医療事務・歯科助手コースでは
卒業と同時に歯科助手資格の認定を受けることができます
歯科助手資格とは
歯科クリニックでの受付業務、カルテの管理、治療器具や薬剤の整理、歯形を取る時の印象材の準備、歯につめるセメントの準備など、歯科医師の手際よい治療のために必要なサポートについて、対応ができる能力を証明する資格です。
コース紹介
COURSE INTRODUCTION
めざせる職種
AIMABLE OCCUPATION
- 医療事務
- ドクターズクラーク
- 介護保険事務
- 歯科助手・事務
- 調剤薬局事務
- 医事コンピュータインストラクター
取得目標資格
ACQUISITION TARGET QUALIFICATION
医療系資格
- 医療事務技能審査試験(メディカルクラーク・医科/歯科)
- 医師事務作業補助技能認定試験(ドクターズクラーク)
- 調剤事務管理士技能認定試験
- 医事オペレータ技能認定試験
- 診療報酬請求事務能力認定試験(医科)
- 介護事務管理士技能認定試験
- 電子カルテオペレーション実務能力認定試験
医療事務・歯科助手コース卒業時取得資格
- 日本歯科医師会認定歯科助手資格(乙種第一・乙種第二)
ビジネス系資格
- 全国経理教育協会電卓計算能力検定
- 情報処理技能検定試験(表計算)
- 日本語ワープロ検定
- 日本漢字能力検定
- ビジネス文書検定 ほか
学びのポイント
LEARNING POINT
01/必要な医療資格の獲得
医療事務・歯科助手・調剤事務・ドクターズクラーク・介護保険事務など幅広い医療資格を取得できます。
02/豊富な実習制度
夏の総合病院実習(希望者)、個人病院・歯科医院・調剤薬局で実施する春の実習など、2年間で最大100日間の実習を用意しており、より実践的な力が身につくようにカリキュラムを組んでいます。
03/歯科助手養成認定校
YMCAは歯科助手の養成認定校です。広島市歯科医師会から講師が派遣され、本格的な授業を受けることができ、卒業時に日本歯科医師会認定歯科助手資格が付与されます。
在校生紹介
INTRODUCE CURRENT STUDENTS
S.I.さん
広島県立高陽東高等学校出身
専門知識を習得するための勉強は大変ですが、確実に必要な資格を取得し、就職に向けてしっかり準備ができていることを実感しています。
N.M.さん
呉市立呉高等学校出身
勉強もイベントも全力投球の私たちと先生。友情を深め、充実した学校生活を送り、たくさんの思い出が作れています。
S.S.さん
広島県立可部高等学校出身
先生方は、どんな相談でも親身になって聞いてくれます。安心して学生生活を過ごすことができています。
卒業生メッセージ
INTERVIEWS
教員紹介
INTRODUCE FACULTY
占部 千亜紀
医療事務科コーディネーター
子供の頃、病院の受付の人の笑顔や優しさで、怖くて不安な気持ちが和らいだという経験のある人も多いでしょう。
医療事務や歯科助手の勉強をして次はあなたが不安な気持ちの患者さんに寄り添える受付になってみませんか。
YMCAでは多くの資格を取得することができます。
資格は人生をともに歩んでくれる大きな力になります。資格を取得し
て医療事務っていいなぁ、歯科助手っていいなぁと思える2年間を一緒に過ごしていきましょう。
安田 稔 様
医療事務科教育課程編成委員
医療法人松栄会瀬野白川病院 事務長
医療事務科では、ドクターズクラーク・医療事務コースと医療事務・歯科助手コースという2つのコースが用意されています。現在、医療や介護施設では、この2つのコースを卒業した学生の需要がますます増えてきています。この科を卒業した学生は、医師や看護師など医療従事者の元で、縁の下の力持ちとして活躍し、なくてはならない必要な人材となってきています。例えば、ドクターズクラーク配置のない病院には医師が集まらないと言った話もよく聞きます。
また、昨年から全国で「レセプト管理士」という資格も用意され、医療福祉分野での様々な変化に対応可能な人材育成が行われています。この様に、仕事は多種多様で、その為に多職種とのコミュニケーション能力が必要となり、ICTの活用に関与した魅力ある仕事として将来へ向けた展望が開けてくるでしょう。そして、これからは福祉の時代でもあり、事務的な仕事と共に介護の出来る能力も必要となります。
これら知識と実力を幅広く身につけ養成してくれるのが、この医療事務科です。