夏休み期間ではありますが、この期間を使って作業療法士科1年生は施設見学を実施しています。
作業療法士は活躍の場が多くあり、将来沢山の選択肢があるため見学先も主な5つの領域の見学をそれぞれ実施しています。
5つの領域には、身体の障害を主な対象とする「身障領域」、高齢者を主な対象とする「老年期領域」、メンタルヘルス関連の「精神領域」、子どもを対象とする「発達領域」、介護予防や地域を対象とする「地域領域」があります。
写真(撮影:小椋作業療法士さん)は地域領域での見学で米子市の啓成公民館を訪ねた際のものです。
ここでは米子市の小椋作業療法士さんが地域の方を対象に実施している健康教室の見学を行いました。
我々が見学したのは啓成公民館ですが、webで施設やその他の公民館を繋げることで同じ時間に同じ体操を実施している場面を見学することができました。
地域領域以外では作業療法士さんと利用者さんはマンツーマンでの関わりが基本ですが、地域領域では特定の方ではなく、地域に住む方が作業療法の対象となるので、地域に暮らす方の健康増進に向けた取り組みや、各種団体との調整など身障領域などの分野とはまた違った作業療法士さんの働きを見学出来て大変勉強になりました。