作業療法士科

Occupational Therapist

卒業生メッセージ

障がい福祉サービス事業所 SOI STANCE

H.R
2006年度 卒業

カフェを併設した事業所「ソイスタンス」を立ち上げ就労支援に取り組む

回復期病棟に作業療法士として10数年勤務した後、障がい福祉領域でリハビリをしながら若年層の就労支援を行う自立訓練、就労継続支援B型の事業所を仲間とともに立ち上げました。現在、事業所ではアセスメント、個別の機能訓練から就労支援まで行っていますが、医療福祉職以外の異業種の方とコラボする機会も多く、作業療法士の職域の広さを実感しています。今後はリハビリに特化した児童発達支援、放課後等デイサービスを開所予定です。 作業療法士は患者さん一人ひとりの人生の転機をともにして、その方の理想とする生活に向けて支援できる仕事。自分の思考や行動によって相手の人生を左右する責任感を感じながら、理想とする生活を獲得できた時のやりがいは大きいです。後輩の皆さんも、専門職としての責任感を持って自己研鑽に励み、対象者本位の姿勢を忘れず支援を行ってください。

祖母や自分のリハビリをきっかけに作業療法士の仕事に興味を持ちました

小学生の頃、祖母が脳梗塞で入院した時に初めてリハビリテーションに触れ、その後、自分も高校の部活で骨折をしてリハビリを受けて、相手の生活をより良くするこの仕事に興味を持ちました。

養和病院

H.R
2019年度 卒業
米子松蔭高等学校出身

楽しみながら深く学んだ学校生活でした

高校時代のボランティアで、リハビリの現場が笑顔であふれていたことが印象に残り、作業療法士の道へ。YMCAは4年制で深く学べて、先輩のサポートも受けられますし先生方もフレンドリー。充実した学校生活の中で楽しんで作業療法士を目指すことができます。

患者様と二人三脚のリハビリです

患者様によって生活歴や趣味、リハビリの目標や意欲は異なります。そのためリハビリ内容を工夫したり、日常的に声を掛けたりするなど、二人三脚の姿勢が大切です。その方の笑顔が増えたり、リハビリの成果が出たりすると、一緒になって喜びを分かち合っています。

気持ちのやりとりが成長のモチベーション

働き始めてから「患者様を笑顔にしたい」という気持ちは自然に伝わることを実感し、その思いを忘れないように意識しています。作業療法士は常に勉強が必要な職業ですが、こうした患者様との気持ちのやりとりが、勉強やスキルアップへのモチベーションです。

錦海リハビリテーション病院

Y.M
2016年度 卒業
島根県立安来高等学校出身

“生きる意味”を患者さんと共に問う仕事です

患者さんの生きがいを取り戻す仕事に魅力を感じ、作業療法士を志しました。同じ症状でも、人生で何を大事にして生きていかれたいかは人によって違います。個々の患者さんの希望に合わせて、病院から地域での生活へとつなげる支援を行っています。

患者さんの声や想いに寄り添っています

作業療法士は、患者さんと話し合い、一緒に悩みながら“その後の生き方”を見つけていく仕事です。患者さんの声や想いに寄り添う大切さを、YMCAの先生方からしっかりと教わりました。臨床の現場で、先生方の教えの重要性を日々実感しています。

実際の現場で役立つ貴重な経験ができました

YMCAでは、臨床での経験豊富な先生方から学ぶことができ、実際に先生方が現場で習得してこられたリアルな言葉を聞くことができます。働きだしてから役立つ知識や言葉を得られる貴重な経験ができる学校です。ぜひ目標に向かって頑張ってください。

皆生温泉病院

H.N
2018年度 作業療法士科 卒業
鳥取県立倉吉西高等学校出身

幅広い分野の人と交流し
多職種連携の基礎が築けました

YMCAは他の科の学生とも自然と交流を深められる雰囲気があるので、医療現場での多職種連携にも早く馴染むことができました。学生時代は、学外でのボランティア活動や海外研修プログラムなどに参加し、さまざまな経験を積むことができました。

患者様の立場で小さな心遣いを大切にしています

作業療法士として、患者様の気持ちを汲みながら接することを心がけています。リハビリの目標だけでなく、例えば、髪が自分でとけなくて困っておられる様子を察して髪をといてあげるとか、そういう小さな心遣いを意識するようにしています。

YMCAは人とのつながりを育める環境があります

「ありがとう」と言ってもらえると、ちゃんとサポートできたんだなとうれしく思います。学校で覚えることも多く大変かもしれませんが、大きなやりがいが感じられる仕事です。勉強以外のことも楽しんで、人とのつながりをたくさん育んでください。

皆生温泉病院

I.E
2017年度 作業療法士科 卒業
鳥取県立米子南高等学校出身

コツコツ勉強する習慣が身に付いた
4年間の経験は自分の財産

学生時代にコツコツ勉強する習慣を身に付けることができました。他の科の子たちとも仲良くなって、違う分野の話を聞けて参考になりました。学びの期間が4年間と余裕があり、勉強の他にボランティア活動で障がいのある子どもたちと接して視野を広げることができました。実際に作業療法士として働いて、患者様と目標を共有して達成できた時はとてもやりがいを感じます。患者様の生活に合った動作ができるようになるよう、技術と知識の両面でサポートできる作業療法士を目指します。

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