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国際・ボランティア

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YMCAのボランティア活動がめざすもの

私たちは、広島YMCAの使命に基づいて「青少年の健全育成」「豊かな地域社会の形成」「平和な世界の実現」をめざしています。これらの願いを具体的に実践していくのが国際コミュニティーセンター(Global Community Center:通称GCC)です。
 主な活動として、平和活動・平和教育、国際交流・国際支援活動、青少年ユース育成、地域・コミュニティー活動、災害復興支援活動、ファンドレイジングがございます。YMCA運動にご賛同いただく会員のみなさまの会費によってこの活動が支えられています。

平和活動・平和教育

WORKS

国際青少年平和セミナー

1977年に「平和」ということについて深く考え、国際交流を図ることを目的にスタートしました。日本中の高校生はもちろん、海外の高校生も広島に集まり、毎年8月4~8日の5日間のプログラムを行っています。このプログラムをとおし、参加者は考え方の違いを受け止め、平和について自分たちにできることを見いだし、そして、核兵器廃絶の必要性を強く胸に刻みます。

平和の灯ろう流し

15年前、アルメニアの子ども達から、とうろう流しで平和のメッセージを流してほしいという要望が広島市に届きました。その思いをプログラムにしたのが、YMCAの平和のとうろう流しです。海外のYMCAにも呼びかけ、多くの国からメッセージが届いています。子ども達やファミリーがメッセージをとうろうにして、8/6に元安川に浮かべ、祈りをささげています。

原爆の子の像建立記念式典

平和公園にある「原爆の子の像」建立の際、YMCAは大きな役割を果たしました。毎年5月5日には、広島女学院大学とともに「原爆の子の像建立記念式典」を開催しています。式典では、市民の皆さんに折っていただいた折鶴を千羽鶴にし、広島YMCAと広島女学院大学の代表によって、原爆の子の像に献納を行います。

国際NGOとの協力

YMCAでは2014年から国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)及びピースボートと協力し、広島において様々な平和活動を展開しています。また、ユースボランティアリーダーが、ピースボートに乗船し、世界各地で反核キャンペーンや被爆者証言会、軍事費削減のためのキャンペーンを展開。YMCAのOBであるサーロー節子氏も訪れ、ユースとの交流会を行っています。

広島のNPOとの協力活動

広島YMCAでは平和活動を行う広島市内のNPOや団体と協力し、広島における平和活動を推進しています。広島県原爆被害者団体協議会や広島県生活協同組合と連携した「市民平和行進」や「核兵器廃絶のための署名活動」をはじめ、様々な団体が行う平和活動の実行委員会のメンバーとして、その独自の役割を担っています。

広島県・広島市との協力

YMCAは広島市平和文化センターの理事会メンバーの1つとして、平和首長会議及び地方公共団体が行う平和活動に協力をしています。特に広島市が行う若者を中心にした平和活動ではスタッフを派遣して運営面でサポートを続けています。

国際交流・国際支援

GLOBAL

ハワイ・ホノルル交流

広島市とホノルル市が姉妹締結したのは1959年。その翌年、ホノルル市長のYMCA訪問をきっかけに、1961年以来広島YMCAとホノルルYMCAは若者の国際交流を行っています。54年の伝統あるプログラムで毎年夏期休暇中2週間を利用して、1年おきにホノルルと広島を行き来しています。プログラムの名前でもある“Let’s Get Together”「共に手を結ぼう」には、次に掲げる目標があります。

ドイツ・ハノーバー交流

1992年に広島市やドイツのハノーバー市あるいはその近郊に住む青少年の交流を目的に『広島―ハノーバーYMCA青少年交流プログラム』がスタートしました。原爆と空爆による戦争被害都市の関係で結ばれたお互いの国を行き来しながら青少年の交流を通じて、平和・歴史・異文化理解を深め、友情の輪を広げています。ロッジキャンプやホームステイをしながら、お互いの国の文化習慣を理解し、お互いを認め合える関係を築いています。

日中韓YMCA平和フォーラム

日中韓YMCA 平和フォーラムは2004年から始まり、日本・中国・韓国の若者たちが北東アジアの平和のために、過去の歴史から学び、現代の日本、中国、韓国それぞれの社会において、私たちがどのような課題を抱えていて、それらの課題に対してYMCA ユースとしてどのように活動していくべきなのかを考える平和シンポジウムです。2年に1度、各国が持ち回りで開催国ホストを務めます。

フィリピンワークキャンプ① 学校建設・学校整備

フィリピンワークキャンプは、1991年のレイテ台風による被災地支援のために、1992年に実施したのが始まりです。災害復興支援と環境整備のためのさまざまなボランティアワークと現地の人々や他の国からの参加者との国際交流を継続的に実施しています。セブ島の中心地セブシティのYMCAをベースキャンプとして毎年3月中旬~3月末までの15日間で国際支援活を展開しています。

フィリピンワークキャンプ② フードボランティア

ワークキャンプの前半部分はセブ島の中心街でストリートチルドレンやスラムの地域の人たちに向けたフードボランティアを展開します。参加者自身がフィリピンの現地の生活に触れ、食材の買い出しから、提供する料理の調理、給仕にいたるまでのボランティアを体験するとともに、ストリートチルドレンと交流を行ないます。

フィリピンワークキャンプ③ 中古スイムウエア(支援物資)

日頃きれいな水でシャワーなどをあびることができないスラムの子供たちは、フードボランティアのあとに、セブYMCAの塩素殺菌されたスイミングプールで活動することで、衛生面の向上を図っています。その際、使用する水着を広島YMCAは毎年支援物資として提供しています。

ユースボランティア

YOUTH BOLUNTEER

国際リーダー活動

夏休みには多くの海外ゲストが広島YMCAを訪れ、国際交流・平和教育プログラムを行います。それらのプログラムの多くは、国際リーダーの学生ボランティアが企画します。また、国際での国際青少年平和セミナーの運営・海外被災地へのワークキャンプなど、YMCAのボランティアプログラムをとおして多くの異文化体験とグローバルな視野を身につけ、国際社会で活躍できる社会人として成長します。

野外リーダー活動

YMCAでは、子ども達が自然の中で仲間との豊かな交わりを体験して成長していくことを願い、季節毎のキャンプや年間をとおして行う野外活動クラブを行っています。こうした活動を担うのがユースリーダーであり、スタッフと共に自主的に活動しています。また、季節毎のトレーニングや学習会、全国や西日本のYMCA合同の研修も行っています。

スポーツ・学童リーダー活動

YMCAでは、子ども達が仲間とふれあい目標に向かってチャレンジしていく中で成長していくことを願い、さまざまなユーススポーツプログラムを行っています。『安全』や『対象理解』などの研修やトレーニングを経て認定されるユースリーダーは、子ども達に大きな影響力《リーダーシップ》を持ちます。また、子ども達の成長やできた時の笑顔が見られることは、ユースリーダーにとっても大きな喜びです。 YMCAユースリーダーは子ども達と共に歩み、共に成長していく特別な存在です。

地球市民育成プロジェクト

世界で起きている多様な課題への関心を高め、解決 に向けて自由な発想と想像力を用いて、国内外で変化を生み出すユースを育てることが目標です。参加者は、課題に対して地域でのリサーチ及びレ ポート作成を行い、課題への実践を行ないます。夏期研修に参加し、海外のユースと共に学び、世界や地域が抱える課題の理解を深めます。プロジェクト修了者は「YMCA地球市民認証」を得、世界のYMCA、国際機関・NGOでの活躍を期待されます。広島YMCAでは このプロジェクトへの参加費の援助を行なっています。

リーダー研修会

日本のYMCAでは、各地域で活躍するリーダーが一同に会し、学びの場を持つ研修会を開催しています。全国YMCAリーダー研修会では、ここ3年間は横浜・名古屋・神戸が主管を行い、2017年度は広島YMCAが主管として実施され、2018年度は仙台YMCAが主管を行いました。2019年度は東京YMCAが全国のリーダー研修を行いました。日ごろの活動の紹介や子ども達と接する際のスキルアップ、YMCAのリーダーとしてあるべき姿などを語り合い、交流します。

災害復興支援ボランティア

地球温暖化の影響による豪雨災害、近年頻発する大きな地震による被害などに対する緊急支援活動にYMCAは迅速に取り組んでいます。緊急支援募金活動・ボランティアセンターの設置・運営サポート・看護師の派遣・ボランティアコーディネートなど、広島県災害ボランティア連絡調整会議の一員として復興支援に取り組みます。

リーダー募集の詳細はコチラ
 
 
YMCAに問い合わせて、 分が参加したい活動について聞いてみよう。
問い合わせ番号 082-228-1151

地域・コミュニティー活動

COMMUNITY WORKS

YMCAチャリティーバザー

「みつかる。つながる。よくなっていく。」のYMCAスローガンのもと、地域コミュニティーの方と一緒になって行われるのがYMCAバザーです。YMCAの各部門が趣向を凝らした模擬店や並行して専門学校の学園祭も開催されます。チャリティーバザーでの収益金は、災害支援や平和活動・国際交流やユース育成のために活用されます。

インターナショナル・チャリティーラン

障がいのある子ども達とその家族にとって、日ごろの生活には困難が多く、野外活動の機会も多くありません。YMCAではこのような環境にある子ども達が心豊かに楽しい生活が送れるよう、さまざまなプログラムを提供しています。チャリティーランの収益は、こうした活動の費用を補い、プログラムの実施を可能にします。気の合う友達同士でチームを組んでチャリティーランにご参加いただくことで、障がいのある子どもたちを支えていくことにつながります。

YMCAピンクシャツデー

2007年カナダ。ピンクのシャツを着て登校した少年がいじめられました。それを見た2人の生徒が50枚のピンクのシャツを友人・知人に配り、翌日登校します。学校では呼びかけに賛同した多くの生徒がピンクのTシャツを着て登校。学校中がピンク色に染まり、いじめが自然となくなったそうです。そのエピソードがSNSなどで世界中に広まって、今では70か国以上でいじめに対する活動が行われており、YMCAでは毎年2月の最終水曜日がピンクシャツデーとしていじめについて考え、行動を起こす活動を行っています。

留学生支援活動

コロナ禍で大きな困難に直面している全国のYMCAで学ぶ留学生たちのために、YMCAでは食料や金銭的な支援を2020年から開始いたしました。アルバイトができなくなってしまった学生たちやリモート授業で孤独を感じている留学生の支援は緊急的な課題となっています。

こども食堂サポート

YMCAとAMAZONがコラボした社会貢献プログラム「みんなで応援プロジェクト」において、子ども食堂で活用できるランチボックスと自然に優しい木製フォークセットを広島市内で活動する子ども食堂に届けています。「みんなで応援プロジェクト」にご賛同をいただくことで、コロナ禍で活動する子ども食堂のサポートが可能です。

世界YMCA/YWCA合同祈祷週

世界中のYWCAとYMCAは、毎年11月の第1~2週目を起点とする1週間を合同祈祷週とし1904年以来毎年世界の課題のために祈る時をもってきました。この1週間は、YWCAとYMCAに連なる人たちが、よりよい世界の実現のために、祈りを共にする期間となります。毎年広島YMCA・呉YWCA・広島YWCAの活動紹介が行われ、地域の課題について理解を深めています。

事業のご紹介

活動拠点一覧