2020年の新型コロナインパクトから3年の月日が経ち、リアルな「楽しみ」「つながり」など、さまざまな場面で世界は大きな影響を受けました。それは、YMCAに集う大学生のリーダーたちにとっても例外ではありません。 演劇の世界に「Show must go on」(幕が上がったら、途中で何が起こったとしても、最後まで続けなければならない)という慣用句があることはご存知でしょうか。そこから派生した「Youth must go on~見えていないものが ほらそこに~」が、第54回全国YMCAリーダー研修会(以下、全リー研)のテーマです。同じように訳すならば、(途中で何が起こったとしても、ユースが最後まで課題に取り組んでいこう)です。「全リー研をただのイベントとして終わらせず、各YMCAでユースとして課題に向き合ってほしい」という、実行委員の願いが込められています。 今回も22年度に引き続き、宿泊対面形式で実施し、YMCAのつながりを感じることのできるプログラムを行いました。また、激動の時代において、我々はどこへ向かい、何を目指すのか。ユースである自分たちにできることを探し、見出すことでユースエンパワーメントの創造を目指します。